セミナー開催レポート

企業向け 中小企業のオープンイノベーションを実現します!九州お仕事モール事務局は、「クラウドソーシングプロデューサー」に認定されました
福岡商工会議所企業向けクラウドソーシングセミナー開催

▲セミナー会場の様子

 「かしこい企業にとっては、コストダウンやオープンイノベーションの強い味方に」「スキルのある個人にとっては、スキマ時間を使った収入アップに」と、良いとこいっぱいの「クラウドソーシング」。でも、「登録はしたけど、まだ使ってないんですよね・・・」っていわれる中小企業の方、結構おられます。

 そんな中小企業のお手伝いをするのが、私たちクラウドソーシングプロデューサーのお仕事。初めての連絡会議が3月に東京で開かれ、クラウドソーシングプロデューサーの認定を受けた105団体(九州沖縄からは11団体)が集まりました。そこでは、全国の中小企業が体験した「クラウドソーシングって、そんなことまでできるんですか!」っといった驚きの報告が盛りだくさんでした。

■ 技術は◎ でも、デザインが出来る社員が・・・

 まずは、農薬用の特別な包装用資材を開発するメーカーのお話です。このメーカーでは、液体が漏れない特殊な紙パックをつくることが出来ます。この技術を活用して、紙で作ったワインクーラーを販売することになりました。
 でも、問題が・・・・。デザインができる社員がいないんです。

 ここで、私たちの出番です。クラウドソーシングを使ってデザイン案を発注。結果はもちろん「めでたし、めでたし」です。

■ 東京から一番遠い都市での挑戦

「東京からの移動時間距離が全国で一番遠い都市(2007年現在)」=出典:ウィキペディア=ともいわれる島根県江津市にあるデザインオフィスでは、ホームページの翻訳でクラウドソーシングを活用しました。地方では「身近には、なかなか英語ができる人がね~」とお困りの企業も多いはず。

 いえいえ、クラウドソーシングを使えば「piece of cake」(訳:オチャノコサイサイ)です。

▲九州お仕事モールの取り組みを発表

■ 九州お仕事モールの取り組み

 「地方創生」をテーマに、九州お仕事モールの取り組みも発表しました。内容は、西日本新聞社など全国の地方新聞社が運営するECサイト「47CLUB」の出店者との取り組みです。地方で特産品などを扱う会社には中小企業や個人事業主なども多く、「社内だけで企画、製造、販売まで全てできます」といった会社は少ないのが現実。ここで私たちは、商品開発やエリアを越えたリソースの提供にクラウドソーシングの活用を提案しました。

 今回の経験で、私たちも「インターネットで全国に商品を売るEC」と「地元に居ながら仕事が依頼できるクラウドソーシング」は、非常に親和性が高いことが分かりました。実際にパッケージデザインのコンペを実施した福岡県八女市の老舗製茶園は、83件もの提案に大変喜んでいただきました。

■ 中小企業も大規模な市場調査、オープンイノベーションが可能に

 ほかにも「ダイヤモンドメッキの加工技術を持つ企業が『当社の技術を活用する方法とは?』と呼びかけたところ、153件ものアイディアが集まり、実現できそうな提案も10件以上ありました」など、これまで、東京の大企業でなければ考えもつかなかった「大規模な市場調査」や、社外から多くのアイディアを集める「オープンイノベーション」など、クラウドソーシングを利用すれば、地方の中小企業でもデキルことを実感しました。

もちろんサポートは、クラウドソーシングプロデューサー「九州お仕事モール」事務局におまかせを。

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お問い合わせ先
九州お仕事モール事務局(株式会社西日本新聞メディアラボ内)
mail:info-cs@medialab.co.jp
tel:092-711-5416