セミナー開催レポート

個人向けクラウドソーシングセミナー開催レポート 自分の特技をお金に変える方法とは??
自分の特技をお金に変える方法とは??

「自分の特技をお金に変える方法とは??」と題し、福岡市・天神で9月26日、「九州お仕事モール」として初めてのセミナーを開きました。内容は仕事を依頼したい企業と、仕事を請けたい個人をオンライン上でつなぐクラウドソーシングの仕組みについてです。 初めての開催にも関わらず、フリーで仕事をするデザイナーやコピーライターなど40人に集まって頂きました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

福岡市のWEBデザイナー藤清貴さん

▲福岡市のWEBデザイナー藤清貴さん

▼ 仕事をしながらハワイで生活。仕事のコツも紹介

 講演を頂いた福岡市西区に住むフリーのWEBデザイナー藤清貴さんからは、家族で1年間ハワイに滞在しながら、クラウドソーシングを利用して仕事をした経験などを披露して頂きました。
 藤さんは「クライアントと普段顔を合わさないので、丁寧なメールのやり取りは大切です。自分のホームページをつくって実績をアピールすることも武器になります」と、クラウドソーシングを活用し、フリーで仕事をするコツもお話してもらいました。
 現在は「収入の半分以上はクラウドソーシングを通した仕事からです」と話す藤さんですが「最初の月はブログの記事を書くなど、簡単な仕事で5千円程の稼ぎでした」とのこと。その後、WEB制作の仕事などを請けるようになり「数ヶ月後には月3万円、その後10万円を超えるようになり、手応えを感じてきました」と振り返ってくれました。

ランサーズの足立和久事業開発部長

▲クラウドソーシングの現状について説明するランサーズの足立和久事業開発部長

▼ 増える主婦のお小遣い稼ぎ「現代版内職」にもひと役

 ランサーズの足立和久事業開発部長は、登録者の傾向として、「専業のフリーランサーに加えて、お小遣い稼ぎが目的の主婦の方も増えています」と分析。職種については「オンラインで仕事を進めやすいWEB制作やシステム開発が多い一方、『現代版の内職』ともいえるネーミングやメルマガ執筆などの仕事も需要があります」と話して頂きました。
 「九州お仕事モール」は「デザイン」「ライティング・ネーミング」「WEB制作」「システム開発」「タスク・作業」「翻訳」「マルチメディア」「ビジネス・専門」といった8つのカテゴリーの計141種類の業務ができ、特技を活かした新しい働き方を提案しています。

交流会の様子

▲交流会の様子

 会場ではセミナーの後、交流会が開かれ、参加者から感想をお伺いしました。
福岡県福津市の最近定年退職を迎えたという男性(60代)は「早速登録し、現役時代に培った腕を活かし、翻訳の仕事に挑戦したいです」。福岡市のコピーライターの男性(50代)は「仕事を依頼する企業からフリーで働く私たち個人のスキルが見えるのが良いと思います」。フリーランスで映像制作を手がける福岡市の女性(50代)は「動画制作や編集をやっているが、仕事の幅が広がったと感じました」と、好感触です。
 なお、参加者のアンケートからは「もっと、具体的な事例が聞きたかった」との声もありました。限られた時間ということもあり、お伝え出来なかった面も多々あったかと思います。貴重なご意見として、今後開催するセミナーに活かしてまいります。

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